11月9日

今日こそは小学校時代を振り返ろうと思ったけど違うこと書きます。私の実績と評価と期待値と昇格の話です。自分を褒めたりゆるーーーーい分析をしたりする。話題がコロッコロ変わるので興味がある人は頑張って読んでください。

11月9日

 少し前、会社で昼休みのチャイムが鳴って全館消灯し朝コンビニで買ってきた昼メシのサラダとおにぎりをデスクに広げたところで社長から電話がかかってきました。「元気にしてるのか声が聞きたくて」が第一声。この人私の事大好きなのかな?そんでその次が「昇給と昇格の意思確認」でした。願ってもねえ~!と思いながらも「前向きに……ヘヘッ」みたいなクソみたいな返事をしたわけですが、社長は何故かまんざらでもないように「女性管理職を増やそうと思った時、○○しか浮かばなかったんだよ」と言う。よくよく聞くと、社外からの評価(業務)と社内からの評価(人柄)とそれぞれの期待値は元々高かったらしい。いや、社外のはここ最近だと思うけど。採用時から「いずれ管理職に」って思惑があったって初耳~!な裏話を披露され、その時の電話はそこで終了。
 そんで昨日、また昼休みに電話かかってきたよ。年度が変わったら役職者研修を受けよとのお達し。あれ?意思確認の回答ははっきり返してないけどもう決定してた?まあ社長の意向なのではっきりNOと言わない時点で決まりだったんだろな。役職者研修には社長自らが推薦するって言うけど、いや推薦って言っても社長のお達しなら誰もNOとは言えないのでは……。そんなわけで役職者研修は受けます。辞令が出れば昇格します。プレッシャーすげえ~。

 そうは言ってもだな、評価と実績とはあんまり見合わないです。業務レベルはまあ普通。この業界に7年くらいいるなら当然できるだろってレベルの知識と経験しかないと思ってる。一応専門分野もあるけど、専門分野内で言えばピラミッドの最下層にいるのでは。ラッキーなのは、そのレベルでも一般的に「助かる」って言われることが多い分野ってことと、社内にその分野を経験してきた人間が一人もいなかったこと。評価される基準がそもそもないっていうのは難しくもある。基準がないからそれが高レベルなのか一般レベルなのかわかんない分、どんなに頑張っても評価されない可能性もあった。そんなわけで私は発信することにしました。「これから必要になると勝手に思ってるこういうサービスをやりたいんです」とか「この専門分野は需要が高まるから、早い段階で会社に部署を作って育成を進めたい」とか。これを「口だけ」って評価する会社とか人もいれば、「前向きに会社のことを考えてる」って評価する会社とか人もいる。で、うちの会社は後者だったんだね。これもラッキーだったことのひとつ。

 ということは、私を評価したのは実績からではなく期待値からってことですね。でも私は発言しながらも行動するかは環境を見て考える。口に出したことは行動に移せっていうのは言い分としてはよくわかる。でも私はリスクを採るために働いてんじゃねえんだ。ゆるく働いてそこそこの評価を受けながらそこそこの給料を継続してもらい続けたいんだ。そんなわけで、今回の昇格は期待している行動を促すための環境整備のひとつを社長自らが整えようとしてるっていう解釈。

 さて、この環境整備、ありがたいけど、懸念点もある。あるんですよ。リスクは採りたくないけど、期待値で評価されて昇格したら、その期待値を超えられない時、期待値はプラスから転じて一気にマイナスにいく可能性が高い。そうすると評価イコール期待値の私は、期待値と共に評価が下落するわけです。下落っていうか大暴落。そういうプレッシャーがね、すごい。後輩も部下も持ったことはあるけど小規模だったし、なんなら数年前にうつ病で休職したあらゆる部分でのブランクもあるわけで。

 それでも昇格はするっていう意志を持ちます。このままただの技術者の1人で終わっていいのか?っていう自問自答にそろそろ答えを出そうと思うのです。答えを「NO」として。自分が社会にいた実績を、これまでより密に明確に表す方法として、役職者になる。別に崇高な目的もなく、ただただ自分のためだけの答えです。それが良いか悪いかは別として。

 そんなわけで、私の実績と評価と期待値と昇格のお話でした。16日で32歳。たぶん、時期的にも丁度いい時期だと思う。自分へのプレッシャー要素を増やす時期として。失敗しても経験はいつか活きると信じて、期待値と評価が大暴落して一般社員に戻ることを気にせず……気にせず…………いられるのか……?とりあえず頑張って生きてみます。

 32歳の年は、自分を取り巻く環境が一転しそうです。その変化をプラスにするかマイナスにしてしまうかは自分次第かなあ。もちろん上に対する根回しはきちんとします。

 今日も一日お疲れ様でした。

おわり。